ネイビーは巨大ひよこと出会った・・・
ひよこのジャイアント・コーンは、MOKI村の守護神と呼ばれています。
元はといえば、レア物コレクターのネイビー・ディップが、村の西にある泉のほとりで見つけた巨大卵を持ち帰り、そのまま暖炉の上に飾っておいたら、いつの間にか雛に孵っていたといういわくつきのひよこなのですが、レア物が生物だった以上ネイビーとしても放っておくわけにはいかず、今では彼のコレクション集めの手伝いをするまでに成長したジャイアントです。
特筆すべきはひよこのくせに大きくて力持ちということ。
平均体長2.8センチの村人と比べると、子供とは到底思えないほど頭も体も立派ですし、なにより工房のライス・ライターが、ダイアモンド・カッターを使っても傷ひとつつけられなかった卵の殻を自ら割って出てきたのですから驚く他ありません。
ジャイアントが大人になったあかつきには、彼の本当の姿が明らかになるのでしょうが、不死鳥に違いないとの長老の一言から、ひよこにもかかわらず守護神と呼ばれるようになった次第です。
この大きな赤ん坊が、日がな一日ネイビーについてまわる様子を見ていると、守護神なんてとんでもないという気がしてならないのですがね。
ただ一つ気になるのは、ネイビーが卵を発見した時、何やら黒い影が東の方向へ飛び去るのを目撃したと言うのです。
後から思えば、この事が平和なMOKI村にとんでもない事件が起きる前ぶれだったのかもしれません。
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コメント
こんなに小さなピヨちゃんも生命力は強いのですね!
自分でかたい殻を割って出てきたのですもの。
でも、黒い影が気になるところです。
投稿: レディさら | 2005年9月25日 (日) 17時22分
ピヨピヨ♪
投稿: ジャイアント・コーン | 2005年9月25日 (日) 22時28分